< 「今やっているゲーム」の過去の記録 >

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れすとあ (D.O.

 とりあえず、1回だけとおしでプレイした後の感想です。クールビューティー:森永 諒でクリア。あまり期待していなかった分、良かったです。キチンとコンプした後の感想は、1週間の出張後のいつになるかわかりません。

<シナリオ>
・長い(かなりすっ飛ばしても初回プレイ8時間)
・ゲーム内期間は高校3年間丸々
・序盤からメーカーHPのショートストーリーどおりの荒唐無稽系コメディ連発。かなり滑っていて、慣れないことやってるよなあと、痛々しく感じる。
・しかし、やってるうちに慣れてくるのかライターがノってくるのか、結構笑えるようになり楽しめる。
・おにゃんこクラブとか、ファミリーコンピューターとか木造校舎とかの80年代テイストは、やってるうちに薄れて違和感がなくなる。
・部活動のノリはかなり楽しめる。卒業生追い出しとか。学生時代部活にいそしんだ人は楽しめそう。
・バイクネタはしっかりしている。知っている人は楽しめるし、知らなくてもウザくない程度のバランスだと思う(私は知ってるほう)。
・3年間は中だるむと感じる人も出てきそうだが、長い分展開に無理がない。
・2年目のビッグイベントは個人的に激しい憤りを感じたが、後処理が良かったのでOK。
・始めはそっけない諒と徐々に打ち解ける描写はなかなかよい。
・Hは複数回。卒業間際に告白してHしてお終い、というわけではない。
・くらきは、すめらぎユーザーへのちょっとしたファンサービス以上の活躍はしない(少なくとも諒シナリオでは)。
・なおの可愛らしさは異常。

< CG >
・塗りがおかしい。
・シナリオに比して、まともなイベントCGの枚数が明らかに少ない。諒は3年間で11枚しかない。
・コミカルなイベントCGで枚数を稼ぐのは悪くない。が、シリアスっぽいシーンで使うのはやめて欲しい。親父の遺影は特に。
・クオリティが安定していない。いいものはいいが。

< BGM >
 ・可もなく不可もなく。
 ・ボーカル曲は1曲?
 ・ボイスは無し。残念だが、シナリオボリュームがでかすぎて仕方ない気もする。

< システム >
 ・バグ無しで安定
 ・従来のD.O.のシステムと比べて、見かけがシャレていてビックリ。
 ・ようやくフォントにアンチエイリアスがかかった。
 ・読み返しの反応がちょっとトロイのと、フルスクリーンへの切り替えが面倒なこと以外は、操作性も悪くない。
 ・CG、BGM、シーン鑑賞を1画面にまとめたアイデアは秀逸

< とりあえずいい感じ >
 いえ、ボイス無しと聞いて回避が確定してたのですが、
 1. つい先日公開されたデモが気に入った。
 2. シナリオが長そうで、ボイス無しもしょうがないかと予想した。
 3. 直前にプレイしていたLLEが期待はずれだった(←これが一番効いた)

 ので、発売日買いしてしまいました。

 プレイ当初、あまりにギャグが寒い上に主人公が軽薄で、さらにCGの塗りが不気味ということで、こりゃ失敗だったかなあと思ったのですが、3年間の高校生活をジックリと描いてくれるので(バイク部の活動がメインですが)、徐々に引き込まれていきました。諒が私好みだったのにも助けられましたけど。いろいろ起こるイベントをキッチリ収束させてくれて、最後は爽やかに卒業できました。演出不足と思うところも多々ありましたけどね。

 個人的にはかなり良かったです。私にとっては企画の勝利ですね。主人公=帰宅部がデフォルトな学園恋愛モノにおいて、これだけ部活動に的を絞ったゲームはないんじゃないでしょうか。新入部員として先輩にこき使われるも、徐々に成長し、最後は後輩に惜しまれながら卒業していく、という展開をキチンと描いてくれています。高校時代、部活が生活のかなりの割合を占めていた私はこの部分が非常に楽しめました。恋愛の進展も、3年間あるので無理がありません(逆に遅くてイラつく可能性あり)。うまく物語に入り込めば、中だるみを感じず懐かしい高校時代を楽しめると思います。開始直後のギャグの寒さは我慢しましょう。
 まだ一人しかクリアしてないので、共通パートがどの程度になるかわかりませんが、シナリオのボリュームはかなり大きそうですね。出張から帰ってきたら、攻略可能そうな残りの3キャラをゆっくりとプレイする予定です。

 最近のメーカーの動向を知っている人は、どうせフルボイス版が出るだろうということで、回避している人もいるでしょう。私もその予定でしたし。ただし、シナリオが家族計画並に長そうなので、よほど売れない限りボイス版は出ないかも知れません。実際売れそうな題材でもないし。
 D.O.が付けるボイスはクオリティが高いので、あるにこしたことはないのですが、なくても十分楽しめる作品になっていると思います(私のようにシナリオがツボにはまれば、ですが)。何といいますか、荒削りながらも数少ない「地に足がついたシナリオ」ですから、気になっている人は突撃してしまってもいいと思いますよ。  (2003.6.28)

 

魔女のお茶会 (フロントウィング

 地獄の忙しさだった年度末がようやく終わり、さあエロゲでも買うかと思ったら、新作で欲しいものがとりあえずない。マブラブとかRoutesとかは乗り遅れちゃったし好みのキャラが少ないし。で、以前からアメリカンコミック調?の独特なオープニングデモが気になっていたこのゲームをプレイ。

 ズボラな幼なじみ:メグミと、高飛車お嬢様魔女:ドリルをクリア。所要時間はそろぞれ 3 時間ぐらい。
 この 2 人のシナリオは、とりあえず及第点という感じですね。原画同様一癖も二癖もあるキャラばかりですが、意外に王道な恋愛ストーリーが楽しめます。ちょっと納得いかないなという展開もあるんですけどね。
 次はメインヒロインであろうドジッ子魔女:ニーを攻略予定。彼女は非常に魅力的なボケキャラで、期待度大です。    (2003.4.6) 

 

CANNON BALL (LiarSoft

 会社に連泊するほどの忙しさ、その間隙を縫って購入。せっかくの凶悪インストールバグ祭り、リアルタイムで体験しなくちゃ面白くないもんね、というライアー信者らしいイカレタ発想での突撃です。

 まず話題のインストールですが、メーカーHPの「disk5手動インストール」法で 40分ほどで無事終了。常駐ソフトは全て落とし、パッチは全て当てたWin2kでHDデフラグ済みでの成功です。とりあえず一安心。

 ゲームの方は予選が終了し、本選直前まで約 3 時間プレイ。まだ主要登場人物の半分ぐらいしか出てきていないこともあり、終わりが見えないボリューム感があります。これだけの数の魅力的な設定を持つキャラが出てくるお話を、最後に上手くまとめきれるのか?という不安はありますが、とりあえずいい感じで進んでいます。構成(演出?)上の難点のせいでもあると思いますが、なかなかプレイを中断する気になれません。ただしレースシーンはOUT。面白くない上に面倒。あれを本選で何度も何度もこなさなければならないのかと、今からモーレツに憂鬱です。
 あとメインヒロインのフォクシィですが、予想とはかなりズレたキャラでした。ズバリ、序盤から「世話好きでちょっと素直になれないけど基本はラブラブな幼なじみ」です。この手のキャラが好きな人には結構いけるかも知れません。Hシーンもがんばってますし。ただしその弊害?として、恋愛シミュレーションとしてはいわゆる「浮気ゲー」になってしまい、その他のヒロイン攻略時に罪悪感を感じてしまいそうです。

 明日(もう今日か)から再び泊り込みの仕事ですので、ゲームもHP更新もさっぱり進まないと思いますが、合間を見てちょこちょこプレイしようと思います。    (2003.2.9) 

 メルクリウス最高。ついでにセシルとヤマネも最高。

 いや〜、正直メインシナリオの終盤の展開は「腐り姫」と同じように反りが合わなかったんですが、ライアーのゲームは相変わらずキャラが魅力的で、個々のエピソードが光ってるんですよね。上の 3 名の他、ギャラハッド、ブッチ、バルトアンデルスといった男キャラエピソードもイカしてます。詰め込みすぎでバタバタしてるという難点もありますが、まあ結果オーライということで。

 ただし非常に遺憾な問題点を一つだけ。それは、主人公:フィリオの恋愛対象がフォクシィだけだということです。基本的に二人は最初からデキてて、他のヒロインとは「なりゆき」とか「ゆきずり」のHのみ。フォクシィも良い娘だから別にいいんですけどね、やっぱり欲しいわけですよ、他の非常に魅力的なヒロイン達とのラブラブENDも。頼みますライアーさん、メルクリウスとのHappyEndだけでもいいからオマケで配信してくれませんか?    (2003.2.11) 

 

 

アズラエル (Survive

 恐らくフルコンプ。フルボイスを適当に飛ばし、攻略情報を頼りつつ 5 時間程度。ボリュームは2,800円という価格に見合ったものでした。

 故あって死神の仕事を手伝うはめになった主人公の、死を間近に控えた 3 人の少女達とのふれ合いを描くという、明確にシナリオ重視のゲームです。しかも万人受けするハッピーエンドのない、お涙頂戴のいわゆる鬱ゲー。比較的真面目に作ってあり、BGM、CG、ボイスも良好。お手軽に楽しむにはいいんじゃないでしょうか。

 ただ私の場合、この手のゲームの最高峰(少なくとも丁寧さでは)である加奈〜いもうと〜をプレイ済みであるため、どうしても底の浅さは目に付いてしまいます。ボリュームが小さいため説明不足になるところもありますし。
 それでも楽しめましたけどね。ヒロイン達が私好みで。特に幼なじみはすごくいい子で良かったです。Hもシナリオ重視系としては濃厚な方でした。    (2003.1.5) 

 

モルダヴァイト (CLOVER

 家族計画〜絆箱〜をオートクリックで延々とやりつつ、息抜きにモルダヴァイトをプレイ中。27日は、この年末 3 大巨大パッケージの 2 強を会社帰りに店頭買いするという暴挙に出たため、持って帰ってくるのが大変でした。もう 1 本のアズラエルは、DVDケースでかわいいものだったんですけどね。

 現在Stage18、恐らく中盤〜終盤にさしかかるところまでクリア。うーん、微妙ですね。
 このソフトの売りはまず美麗なCGで、次にSRPG部分だと思うのですが、SRPG部がイマイチ面白くない上に難易度が高い。つまり、CG目当ての人にもSRPG目当ての人にも難ありのゲームになっているんですよね。私のようにどちらにもソコソコ期待してる人じゃないと、楽しめないんじゃないでしょうか。
 まあ最大の不満点は、18面まですすんでいるのにHシーンが未だ 1 回しか出てきていないことなんですが。攻略失敗してるのかな?    (2002.12.30) 

 とりあえず 1 回目、全25ステージをクリア。それにしても、このやり場の無い憤りをどこに叩きつければいいのだろうか。ああ、自分に叩きつければいいんですね。

 総プレイ時間は10時間程度。そのほとんどはシミュレーションRPGパートであり、終盤は敵の数も味方の数も多くなり作業的になるのを耐えながら、それでもHシーンに期待してゲームを進めていたのです。
 ですが、結局 1 回しか見れずにゲーム終了。嫌な予感はしてたんです。戦闘中に特定キャラに隣接すると好感度アップとか出てきてましたから。ADVパートには選択肢は無く、ひたすらSRPGパートで好感度調整をして攻略ヒロインを確定させていく仕様ですね。えーと、ヒロインは 7 人ぐらいいましたか。つまり70時間ぐらいプレイして是非すべてのヒロインのエンディングを見てください!とかそういうことなんですかねえ。私には無理です。

 というわけで、ネット上の攻略情報を参考にしながらのプレイをお勧めします(1 回目から)。同時攻略が可能ですので、10数時間でコンプリートできるでしょう、多分。Hシーンがコンスタントに出てくるようで、結構楽しめると思いますよ。 1 回しか出せなかった私のようにイライラせずにすむでしょうし。「主人公を隣接させた状態で攻撃を受けさせる」などというHシーン出現条件なんてわからないっての。    (2002.12.31) 

 

Destiny (D.O.

 強制の初回BADEND後、メインの義妹:愛(精神年齢低し)と、ほんわか天然超能力少女:恵美の各HAPPY及びBADをクリア。プレイ時間は10時間弱。

 普通に面白いというか、普通のデキだと思います。予知能力を持つヒロインもいますが基本的にはリアル系学園モノで、初回は強制的にヒロインがヒドイ目に合うBADEND。これが結構良くできているので、3 人と少ないながらヒロイン達に感情移入することができます。幸せにしてやりたいと。そのため、続けて目指すHAPPYENDが何てことないストーリーであるにもかかわらず、楽しめるんですよね。私が高く評価しているD.O.の他のゲーム同様、文章のしっかり感も健在で、等身大の主人公もシンクロしやすいです。CG・BGM・システムはまあそれなりに。量は少ないですが。
 ただ欠点、というかもったいないと思うのが、HAPPYENDルートにおいて、BADルートでの困難な出来事が全く発生しなくなること。ヒロインたちがピンチに陥らず、そのまま甘いハッピーエンド。例えばリーフの某名作のように、BADにおける障害を乗り越えてHAPPYを迎えるというカタルシスが無いのです。特に愛のHAPPYルートなどは、「こんなんでいいの?」とツッコミたくなるほどのフ抜けたストーリー。巨悪に立ち向かう、というような燃える展開が欲しかったですね。
  ちなみに難易度は高いですが、恐れていたほどではなかったです。    (2002.11.20) 

 

effect (裸足少女

 ツインズラプソディをやるためには再起動してwin98にしなければならないのが面倒なので、一緒に買ってきたこちらを先にプレイ。

 うーん、開始から15分すすめたところでとりあえずプレイ中断です。ささくれだったシナリオというか、いちいち引っかかるんですよね、ガッ、ガッ、と。例えば、幼なじみがちょっとピンチな状態で、電話で連絡がとれず会いに行こうと決めながら、今日は体育で校庭10周して疲れたからなあと寝てしまう主人公とか。
 絵も厳しいし、ボイスも苦しく、演出も未熟。ついでにヒロインの魅力もこれから(だろう)ということで、忙しい平日に睡眠時間を削ってプレイする気にはなれません。とりあえず積み決定。
 確かにいえるのは、メーカーは発展途上ということでしょう。処女作である本作のデキはアレですが(クリアしてないので断言できませんが)、最新作「ミスティック・リポート」は随分よくなっています。次作は期待してもいいのかな?

 抑えとして同時購入したD.O.のDestinyが早くも出番を迎えました。うーむ、次に買うゲームの選定を始めた方がよさそうです。とりあえず体験版の出来が良いCLOVERの18禁SRPG:モルダヴァイト(12月中旬発売)は買おうかと。先生のぶっ飛び方が最高でした。      (2002.11.13)

 

ツインズラプソディ (DISCOVERY

 自分内あずきちゃん祭りが一段落し、秋葉原でゲームを物色。買ってきたのがツインズラプソディとeffect(裸足少女)。両メーカーとも最新作が気に入ったため旧作がやりたくなり、ひたすら中古屋を巡ってようやく見つけました。私の嗜好はマイノリティーなので、面白いと感じた作品を作ったメーカーは追っていきたくなるんですよね。しかし 2 本で約 3 千円。安すぎです。さすがに内容が不安になったため、抑えとしてDestiny(D.O.)も購入。抑えになってない気もしますが。
 3 本あわせても新作 1 本分の価格に届かないあたり、自分の好みの特殊性を再認識しました。あずきちゃんDVDで 8 万円散財したせいもありますけどね。年内はこれで持たせて、来年CANNON BALLを買うという寸法。

 で、プレイしようとしたら、私のwin2000環境では音楽(MIDI)が鳴ってくれません。2 年も前のゲームでwin95/98のみ対応なので仕方の無いところかな。デュアルブートのwin98でプレイする予定です。   (2002.11.10)

 

ヤダモン&あずきちゃん (昔のTVアニメ

 気づいてみれば、新作で楽しみなのは冬発売のLiarSoft:キャノンボールだけという状況。ぎゃくたまのような掘り出し物がまた出てこないかな。

 というわけで、2chエロゲ板某スレでちょっとだけ話題の出たTVアニメ「ヤダモン」の録画ビデオを、押入れから引っぱり出して久しぶりに鑑賞。もう10年ぐらい前の作品ですが、何というかエキセントリックなキャラ達によるハートウォームなお話で、今見ても全く色あせていませんね。ジャンママ最高!
 そして同じダンボールに入っていたのが、これまた5年ぐらい前に放映していた「あずきちゃん」のビデオ。小学生のあずきちゃんの何てことない日常を綴ったアニメなのですが、3 年も続いただけのことはある、キャラの魅力とシナリオが非常にハイレベルな作品です。暖かい気持ちになれますよ。こちらも私のイチオシはあずきちゃんのお母さんです。
 ちなみに両作品とも放送はNHK。アニメ通の方にはいまさらでしょうが、侮るなかれNHK、ですね。

 現在録り溜めた8本のVHSビデオから、MTV1000を使ってmpeg変換中。フッフッフ、これでもはや画質の劣化に悩まされずにすみます。っと思っていたらなんと「あずきちゃん」の全話DVD-BOXが先月発売に!! 6万円超と高価なので悩ましいところですが、とりあえず明日雨の中秋葉原出撃決定です。    (2002.10.19)

 結局買ってしまいました、あずきちゃん全117話DVD-BOX。16枚組みで6万円弱。エロゲが8本は買えますよ。こんな高価なものを即決で買うぐらい、あずきちゃんには入れ込んでいるということで。こちらの在庫も1点限りということで、購入はお早めに。

 小学5年生のあずきちゃんが主役の本作は、原作は少女漫画「なかよし」連載ですから基本的に女の子向けの番組で、雰囲気的にはサザエさんやちびまるこちゃんと同系列です。ただサザエさんのキャラはどうしても古臭いし、ちびまるこちゃんは変わり者が多すぎる。そんな中であずきちゃんに登場するキャラ達は、より現代風で普遍的な設定を与えられており、かつ主要キャラがみな生き生きと動き回っていて.......、ってどうも上手く説明できませんね。規模の大きいレンタル店なら置いてあることも多いので、一度是非見てみてください。一話完結ものですから、声優が役をつかんでいる後ろの巻の方がオススメです。
 主要な女の子はどうしたって小学5年生になってしまいますが、ゲスト出演する大人の女性達もまた魅力的です。音楽の香月先生も良いですが、私はなんといっても赤木リツコの声と性格で迫るまことのお姉さんが好きですね。登場回数が少ないのが残念で残念で。

 というわけで、今日から一日一話のペースで見ようと思っています。量が膨大だし区切りがいいため、エロゲのように徹夜はせずにゆっくりと楽しむことができそう。平行して各話の音声をMP3化して外出先で聴けるようにする予定。楽しみでしょうがありません。
 それにしても、よりによって初めて買う全話DVD-BOXがあずきちゃんとは.....、自分の変人っぷりを改めて認識した次第です。    (2002.10.20)

 いやー、やっぱりいいですねあずきちゃん。このマセガキどもが!!っと叫びたくなるぐらい、基本的には小学5年生の色恋沙汰が中心となるのですが、もう一方の柱となる我々も体験した日常のちょっとした事件の描写、そしてその解決に絡む家族愛が泣かせます。そうですね、「家族計画」の準エンドあたりで泣いたあなたにはピッタリかも知れません。もちろんあんなに劇的ではないですけどね。
 あとくどいようですが、あずきちゃんのお母さんをはじめとする大人の女性陣がまた良いんです。シッカリしていて頼れる上に優しく、私の好み直撃。彼女達がメインとなる話は気合を入れて見てしまいますね。

 PCモニタよりでかい画面で見たくなり、昨日2万円弱のDVDプレーヤーも買ってしまいました。あずきちゃんDVD-BOXとあわせて8万円の出費。私のエロゲ購入費の半年分ですよ。当分新規購入ができなさそうで、HP更新が危ういです。     (2002.10.27)

 

 

ミスティック・リポート (裸足少女

 体験版のシナリオと音楽が気に入ったので購入。定価5,800円と低価格なのにも惹かれました。しかしいざやってみると.....。

 シナリオとBGMの質は、体験版から期待できるとおりの高クオリティでした。CGも何とか許容範囲内。小粒ながらキラリと光る作品だ、と紹介したかったんですけどね。
 現在 7 ヒロイン中 3 人クリアした時点で休止中です。いやだって、シナリオがどのヒロインもほとんど全く同じなんですもん。女の子と二人で学園の不思議現象の謎を追っていく、というストーリーなのですが、単にヒロインが入れ替わるだけで、主人公のセリフも含めたシナリオはほとんど一緒。3 回のプレイが限度ですよ。キャラの魅力や短いシナリオ自体は悪くないだけに、非常にもったいないです。ヒロインを減らしてでも個別シナリオを充実させてほしかったですね。

 というわけで、仕事が非常に忙しいこともありプレイ中断状態。こういうときは家族計画のクライマックスリプレイですね。身も心も癒されます(特に青葉&準ENDで)。     (2002.10.10)

 

魔法少女アイ 2 (colors

 前作「魔法少女アイplus」、さらには前々作の「特命教師 瞳」がエロもシナリオも良かったので、当然のように発売週に購入。秋葉原では既に初回版は全滅してましたね。仕方がないので中古屋で大枚はたいて初回版を買ったのですが.....。

 うーん、やっぱりライターが替わってしまった弊害か、シナリオがイマイチでしたね。いいものにしようという気概は伝わってきますが、詰め込みすぎの練りこみ不足。悪いというわけではないのですが、クライマックス以外は感情移入できませんでした。ただ凌辱Hは個人的にはこちらの方が良かったかな。
 基本的に「魔法少女アイplus」から大きな進歩は見られないので(オープニングムービー&システム除く)、シナリオが良く価格も安い「plus」の方が個人的にはオススメです。     (2002.9.29)

 

ぎゃくたま (ディスカバリー

 世間知らずスーパー系、高飛車幼なじみ系にインテリ系と、私の好み直撃のお嬢様が 3 人も出てくるというので購入。知らないメーカーなのでX-NaviやGATE DIVEのレビュー情報を待っていたのですが、一週間経っても上がらないので業を煮やしての突撃です。いまさらながら自分の嗜好の特殊さを呪いました。

 ゲーム初日、ヒロインのひととおりの紹介を 1 時間ほどで終了。いや、キャラがいいですね。上の 3 人は期待通りだし、残りの 2 人も悪くない。私はどうやら、根本的に「お嬢様」というものに弱いようです。ストーリーの方も、親父が作った借金から持ち家を守るためにギャクタマを狙う、という大元の設定こそギャグテイストですが、あとは意外とシッカリしたシナリオで進みそうな気配が。先が猛烈に楽しみです。

 ただ問題なのがインストールに必要な環境。なんとNTFSには非対応だそうです。これでwin2k対応とか謳われても困る。実際私のwin2k(NTFS)だと5分に 1 回定期的に強制終了します。さらにFATのドライブにインストールしても駄目。仕方がないのでデュアルブートのwin98SEでプレイしています(こちらは安定)。購入を検討している人は要注意。

  と思っていたら、サポートファイルに書いてあるエミュレーションモードでプレイしたら、win2kでも大丈夫でした。とりあえずこちらでプレイ続行。ATIの不安定さには泣かされる....。  (2002.9.7)

 高飛車幼なじみ系お嬢様、奈月のいくつかのエンドをクリア。プロローグ 1 時間を除くと 4 時間ぐらいです。

 高飛車お嬢様+幼なじみということで、素直じゃない度MAXのヒロインです。「せっかく来たんだから無下に返すのもねえ.......。私の靴でも磨いてく?」などといったセリフを終盤になっても吐きつづけるキャラは好みが分かれそうですが、私は無論大好き。流れるような、というわけでもないベタなシナリオ展開ではありますが、こういうキャラが素直になる時の可愛らしさは非常に良く表現されていたと思います。Hシーンも4つぐらいあったりで意外と充実。主人公の言動も概ね問題なし。仮に他の 4 ヒロインの話が面白くなくても、私は奈月だけで元がとれた気分ですね。
 ただ攻略の難易度は高めです。2 回BADENDを食らった後に攻略情報のお世話になりました。もうちょと簡単にしてくれてもいいと思うんですけどね。

 あとNTFSの件は、インストーラが上手く働かない可能性があるだけで、その場合は手動でCD-ROM内のフォルダをHDにコピーすれば良いそうです。私の場合はNTFSとは関係なくビデオカードとの相性が悪かったようで、サポートファイルに記載されているエミュレーションモードを利用することでwin2kでもプレイ可でした。  (2002.9.8)

 変わり者孤高系お嬢様:流風と、サバサバ友人系:かなでをクリア。

 流風はシナリオが奈月と若干かぶる部分もありますが、つまりは私の好みのタイプということでこちらも相当楽しめました。どちらもちょっと強がった生き方をしているので、それ故の寂しさを主人公に吐露するあたりが非常に燃えます。平日で自由時間が少ない中、まだ未攻略のキャラがいるのに奈月と流風のリプレイに走ろうかと思ったぐらいです。
 そしてリプレイをやめて攻略したかなでは、エンディングで思わず吹き出してしまいました。攻略を見ずにやったらBADっぽいエンドになってしまったのですが、シナリオライターに完全にかつがれたという感じです。私がかなでというキャラに相当入れ込んでいた証拠でもあります。つまりこちらもなかなか楽しめたということで。
 後の 2 人はキャラ的に私の嗜好を外し気味ですが、これまでのシナリオが思ったよりしっかりしていたので、いきおい期待してしまいます。     (2002.9.13)

 「奈月のリプレイをやらせろー!」とか心の中で叫んで、休日出勤切り上げて帰ってきてしまいました。明日早めに出勤しなきゃ仕事が終わらないなあ。まっ、いいか。

 というわけで、奈月と流風のリプレイ用セーブデータを作って、ひたすら萌えシーンを繰り返しています。あとたまたま最後に攻略した藍のENDも。残りの 2 人も良いのですが、感想に書いたようにリプレイがツラいので、しばらくはおあずけです。しかし、本当にこのシナリオライターの文章は私に合います。あらすじ自体は何てことないのですが、各種イベントにおけるお嬢様のセリフや主人公の心理描写の文章が決まってるんですよね。当分の間は楽しめそうです。知らないメーカーでしたが、思い切って購入して本当によかったなあ。     (2002.9.16)

 

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