2012年エロゲ総括

私が2012年にプレイした新作3作品を、単純に私が楽しめた順に並べて好きなようにコメントしてみました。

なお、各ゲームの感想ページの「やってみて度」は、一応他人にすすめられるかどうかも考慮に入れてあるので、このページの順位とは必ずしも一致しませんのでご了承を。

第3位:英雄*戦姫 (天狐)

Littlewitchが潰れたのは残念でしたが、同じ原画家のエロゲが十分及第点の大作SLGで出てくれたのは嬉しい。ただ相変わらずシナリオは難ありなので、次に出る続編(リメイク?)では改善を期待したい。コンシューマー移植版で儲けて、能力の高いライター呼んでください。私は移植版は買いませんけどね!

第2位:三極姫2 (げーせん18)

2周目の呉ルートの途中で挫折。やっぱり控え兵システムが駄目です。このゲームの売りは戦闘そのものと壮大なシナリオなのに、中途半端な内政要素を追加して足ひっぱってどうすんだと。あのメンドクささをドラクエで例えれば、宿屋で回復するのにリアルに一晩かかる仕様にして、「リアリティを追求しました」と自画自賛するようなもの。ユーザーに時間の浪費を強いる改悪は勘弁してください。

がしかし、一周目の魏ルートはかなり良く、それだけでも満足です。仮に3が出るなら食指を伸ばしそうですが、同じようなシナリオを3回もやるのはさすがにアレなので、どんな形で出るのか気になるところです。

第1位:決戦!乙女たちの戦場3 (げーせん18)

発売直後のバグにはまり、2ちゃんねるメーカースレで激怒しながら有料デバッグに参加したのも、もはやいい思い出です。このクオリティで十二分に楽しめるので、SLG部分は流用しつつ、シナリオとCGに力を入れた新作を定期的に出してほしい。病的なまでにツンデレ好きの私としては、ルインが続投してくれればさらに良し。悪役改心系によくある切なさ炸裂のEND追加がもしあるなら、コンシューマー版でも必ず購入します。

 

以上です。深夜アニメの見過ぎで、普通のADV形式のエロゲをすっかりプレイしなくなりましたが、今年はSLG型エロゲの当たり年で楽しめました。げーせん18の2本は前作からブラッシュアップされ、ようやく花開いた感じで、英雄*戦姫も順当に進化すれば次作に期待できそうです。ただスパロボも含めたシリーズものにありがちな、SLG部分を複雑にして初心者お断りになる方向には進まないで欲しいところ。戦極姫4の体験版にしても、SLG部分はチュートリアルもなく新規プレイヤーを完全無視。信者と製作者だけが喜ぶバージョンアップでは先が見えてると思うのですが、少子化・ゲーム人口減少局面ではそれも止む無し、という判断なのでしょうか。それならせめて、乙女たちの戦場シリーズのようにルール選択で上級と初級を明確に分ける、というのは良い手だと思います。体験版が上級ルールだけでは意味ないですけどね!

来年は、まずぱすチャ3はほぼ確実に買う予定。なんだかんだいっても、SLGやRPG付きならアリスソフトは安定してると思います。あとはADVで前作がお気に入りだった虚ノ少女D.C.III(18禁版)にも行きたい(虚ノ少女は64bit版Windowsがサポート外で、Windows8 64bitの私には無理か)。ともあれ、近々にいくつか買いたいソフトがあるのは嬉しいです。仕事は繁忙期突入ですが、何とか時間を作ってプレイしたいと思います。

 

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