紅蓮に染まる銀のロザリオ(暫定版) |
とりあえず、エピローグまで1回クリア。体験版なしで勝負をかけてみましたが、結果的には引き分けというところ。意外に笑えたのが収穫でした。 |
メーカー |
修正ファイル |
発売日 |
プレイ時間 |
やってみて度 |
F&C |
- |
2006年4月28日 |
1回目約10時間 |
B |
シナリオ
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CG
音楽/ボイス
システム
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惜しいゲームです。素晴らしくカッコイイOPデモとは裏腹に、フタを開けてみれば前半は明らかに学園ラブコメ。「こうなったら私の房中術を駆使して‥」とかのたまうメイド部部長などは、どう見てもエロギャグ要員です。オタネタに頼らないボケとツッコミの連発は、吉本のドタバタ喜劇を見ているようで、個人的には非常に楽しめました。メインヒロインも勝気な素直になれない系で(「ほざけっ!」とか叫びながらマシンガンを乱射するヒロインは貴重)、主人公との痴話喧嘩はなかなかに萌える。そんな中でも黒幕っぽい留学生がいい雰囲気を出しており、徐々にシリアスになっていくストーリーに、後半への期待も盛り上がるというものです。
しかし、肝心の終盤の展開がダメ。前半と比べてそもそもボリュームが少ないし、死んでいくキャラの立て方が足りずイマイチ感動できない。加えてメアリーと主人公の恋愛も、エピローグでちょろっと語られるだけで消化不良。途中で製作時間尽きちゃいました?っというシナリオでした。う〜ん、もったいない。
私は学園ラブコメがツボったので買って損したなんてことは無かったですが、あのOPデモから多くの人が期待するであろうシリアス部がアレなので、オススメはしづらいゲームです。数は十分のエロの質がもう少し高ければ、また違ったんですけどね。これも個人的にはメアリーが可愛いらし過ぎて、レズシーンで抜けたのでOKだったんですけど。何か複雑です。