夏のひとしずく |
とりあえずツンデレ娘:風華をクリア。まごうことなきラブコメです。男友達のギャグに爆笑し、義母&ヒロインに萌えつきる。マターリ進行のストーリーに抵抗の無いラブコメ好きには、猛烈にオススメ。 |
メーカー |
対応OS |
修正ファイル |
発売日 |
プレイ日 |
プレイ時間 |
やってみて度 |
win98〜XP |
- |
2004年10月 |
2004年10月 |
初回5〜6時間 |
S |
・序盤からラスト直前まで、延々とラブコメ。ドラマティックな展開はなく中盤でダレるが、ちょいウルっとくるラストは良し。
・オタネタ、パロネタは少なく、正統派のボケとツッコミで笑わせるコメディ。主人公の親友がいい味出しすぎ。
・義母がヤバイ。前半はヒロインそっちのけで萌えていた。
・風華は素直になれないツンツン娘。弱さもみせるが最後まで凛々しく、私好み。
・Hは風華で4回。尺が短めなのが残念だが、シチュは豊富。
・イベントCGは少ない。キャンプ等の通常イベント時にCGがほとんど無い。
・背景が駄目。夏の高原の美しさがほとんど出ていない。
・一方、エロCGは質、量とも申し分ない。
・立ち絵は概ね良いが、一部が許し難い。なんで風華をあんなしもぶくれにしたのか、理解できない。
・BGMはほとんどほのぼの系。悪くない。
・エンディングはひとむかし前の青春アニメみたいでGood。ボーカルは下手だが。
・ボイスは主人公以外フルボイス。全体的に高レベルで安心して聞ける。特に親友2人と義母、結花の熱演(みなギャグ系)が光る。
・メーカーのいつものシステム。安定、軽快、使いやすい(私が慣れてるだけか?)の3拍子が揃う。
・いつまでたっても、フルスクリーン←→Window表示の切り替えだけが面倒。
いやもう、こんなに声を出して笑ったのは久し振りです。といっても笑えるシーン自体はそう多くはないし、ほとんどが男友達(特に哲)と義母絡みという偏りもありますが、ここまで笑えたのはエロゲではそれこそ、家族計画以来かな。そして義母に萌える萌える。プレイ前は、タブー度が義妹よりも高いヒロインに萌えられるか不安だったのですが、全くの杞憂でした。そして後半は攻略キャラの風華にまた萌えると。ラストの唯一ホロリとくる展開も良かったです。
2週間前に買った新作2本、ANGEL BULLETとDUEL
SAVIOR(2人クリアで積み中)のシナリオがイマイチだった反動もあったのか、ちょっと異常なくらい楽しめました。
登場キャラがいいヤツばかりで、シリアスがほとんど無いぬるま湯に浸かるかのようなエロゲではありますが、それだけに気軽に笑いたい、幸せな気分になりたいというプレイヤーには、強くオススメしたい一品です。もっとも、私はこのライターが関わった作品のほとんど全てを高評価していますので(つまり相性がいい)、話半分で聞いていただければ幸いです。