はっぴぃプリンセス
(暫定)

とりあえず金髪王女:リーゼをクリア。突飛な設定に比して真面目で丁寧なシナリオで、絵もBGMも平均以上。萌えゲとしてかなりオススメ。

メーカー

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発売日

プレイ時間

やってみて度

Terios
-
2007年9月28日
初回約7時間
A

シナリオ

  • 長い。初回プレイ7時間で共通:個別比は4:3ぐらい。個別に入ると選択肢はほぼ無し。
  • 突然複数のお嫁さん候補出現!というラブコメ設定だが、登場キャラの言動はマトモでしんみり展開も各所に。
  • 馬鹿がつくほどのお人好しが多く、NiceBoat的修羅場は望むべくもない。その分、全キャラが適度に絡む和気あいあいな学園生活が楽しい。
  • リーゼは次期女王としての自覚とプライド故にツンツンだが、皆と交流を深めるにつれ軟化。基本ベタだが丁寧な展開で、無理なく萌える。ラストも爽やか。 
  • 主人公は殺意がわくほどの鈍感野郎だが、敏感では幼なじみとくっついて終わりなのでやむなしか。それを除けば思いやりのある、感情移入に問題のない男。
  • 脇役が頻繁に絡んできて当初はウザいが、後半は出てこないと逆に物足りなくなるほどキャラが立つ。 
  • エロはリーゼは2回。萌えゲにしては濃く、気位の高い王女とのH、というシチュエーションも手伝ってエロい。共通ルートでののも1回。こちらもなかなか。
  • 夜叉丸自重。いや、ところどころの夜刀姫斬鬼行ネタは楽しかったですけど(笑)。

CG

  • イベントCGは差分を除き100枚強。シナリオが長めなので不足しがち。
  • エロ絵が少ない! リーゼは2回×2枚=4枚。普段萌えゲにエロは求めないが、クオリティの高いCGだけに悔やしさひとしお。
  • 立ち絵は質、量ともに不満なし。私服のバリエーションがもちょっとあると良かったが。  

音楽/ボイス

  • BGMは曲数は少なめに感じるが、日常でかかる明るい曲を主体に場面に良く合う。ボーカル2曲もGood。
  • ボイスは主人公以外フルボイス。女性キャラはもちろん男声も聴ける。
  • 姫乃の声は貴子似(アニメ版)で、聴いてるだけで萌えてくるから困る。

システム

  • ADVとしての機能は一通り揃っているが、BGM鑑賞機能が無いのは痛恨。
  • コンフィグ画面があっさりデザインなのは構わないが、セーブ・ロード画面でスクロールが必要なのはいかがなものか。

シナリオ・絵・ボイスの三拍子揃った恋愛ADV

このメーカーのゲームは経験上、シナリオさえなんとかなれば化けると思ってましたが、本作でついに「お人好し揃いの和気あいあい学園ラブコメ」という、私好みのシナリオで化けてくれました。もともとは姫乃のボイスに萌えられればいいや、程度の期待で購入したのですが、シナリオが非常に丁寧。もっとテンポ早めて話数を増やす選択もあったかと思いますが、リーゼシナリオのようにベッタベタな展開でも、丁寧に作ればここまで萌えて感動できるんだ、ということがよく分かりました。他のキャラもこのレベルだったら最高なんですが、はたして。姫乃とアリスは、何としても時間を作ってクリアしたいところです。ツンデレ多いんですよね〜。

時間があれば体験版、なければメーカーHPのキャラ紹介とサンプルボイスで、好みのキャラが見つかればぜひ突撃を。比較的オーソドックスな萌えゲで、ここまでオススメなゲームも久しぶりです。設定はいかにもエロゲなんですけど(笑)。

 

はっぴぃプリンセスの魅力

 

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