杜氏の郷 |
とりあえずツンデレっぽいお嬢様:早苗をクリア。厳しいですね。新ブランドの1作目としてはこんなもんかもしれませんけど。 |
メーカー |
対応OS |
修正ファイル |
発売日 |
プレイ日 |
プレイ時間 |
やってみて度 |
win98〜XP |
あり |
2004年11月 |
2004年11月 |
初回5〜6時間 |
B |
・構成や雰囲気は海道に似る。女4+男3の仲良しグループでワイワイガヤガヤ&酒作りを通した主人公の成長?もの。
・そんなんでいいの?という展開連発の安易なストーリー。
・ヒロインはみな私好みだが、仲良しグループがあんまり仲良しに見えない。
・脇役の存在感が希薄。特に母親と義父があれでは物語に厚みがでない。
・Hは早苗で4回。純愛系の割には力が入っており、キャラに萌えられれば十分いける。
・イベントCGは少ないがエロシーンのクオリティが高く、通常イベントもデフォルメCGで補っている。
・塗りは良いし、背景も悪くない。全体的に質は安定している。
・ただし、立ち絵が明らかに足りてない。表情とセリフが合ってないことが多く、シナリオ重視でこれはキツイ。
・BGMの質は悪くないが、いつも同じ曲がかかってるイメージ。ボーカル無しの11曲。
・ボイスは主人公以外フルボイス。脇役に難があるが、普通に聴ける。
・最近のD.O.と同様のシステム。大きな不満は無いが、CGが640×480なのは残念。
・アクチベート版(Play-Gate版)では、CDのプレスミスでインストール不可という痛恨のミス。私は事前に噂を聞いて通常版に。
海道とか夏のひとしずくが大好きな私は、同じような雰囲気の本作に並々ならぬ期待を抱いていたのですが、早苗シナリオでは見事に玉砕しました。CGはVGAで立ち絵が圧倒的に少なく、BGMは11曲で、ストーリーも学生が考えたかのような安易さ。登場人物の言動が突飛すぎて、物語に落ち着きがありません。さらに痛恨なのが、仲良しグループが妙にうそ臭いこと。ヒロイン一人一人は魅力的なんですが、脇の男友達も含めてお前らホントにグループ作ってて楽しいのかと。そのため終盤の友情賛歌のシーンもシラけます。友情物語にこだわる私にはキツすぎました。
残りの3ヒロインも攻略しようとは思いますが、期待はすっかり失せました。別ブランドなのでどうでもいいといえばいいですが、D.O.ブランドで今後もこのシリーズを出すつもりなら、せめて前作並みのクオリティは維持してもらいたいですね。