タユタマ
(暫定)

とりあえずアメリ、美冬、ましろをクリア。頑固者同士が延々と続ける言い争いにイライラすることもありますが、お話自体は意外性もありなかなか。絵が気に入った人ならいけるかも。

メーカー

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発売日

プレイ時間

やってみて度

Lump of Sugar
-
2008年7月11日
初回約9時間
A

シナリオ

  • 長め。三強(三体の強敵)を全て倒す話の軸は共通で、恋愛部分とラストがヒロイン毎に異なる仕様。
  • ヒロイン含む登場人物は根はいいヤツばかりなので、過度な鬱展開はなく明るく楽しくハッピーエンド。特に、三強を倒すそれぞれのエピソードのオチはお気に入り。
  • がしかし、主要キャラは大事なところで他人の話を聞かない。ハナから相手に譲る気などなく、自分の主張をたたきつけるだけの言い争いを延々と読まされるのはひたすら苦痛。脇役の方がよっぽど話が分かる。
  •  恋愛もイマイチ。まず、序盤でましろをどうするかをイキナリ選ばせるのが強引でアウト。んで、ヒロインは勝手に惚れて、勝手に悩んで、勝手に解決。主人公もそれに合わせ怒ったり落ち込んだりと変幻自在で、ある意味お似合いではあるが、感情移入はしづらい。
  • エロは一人4回。初Hは挿入後いきなり終わってビビったが、回数を重ねるにつれエロくなる。

CG

  • イベントCGは差分を除いて100枚弱。総じて可愛らしくかつ柔らかそうな萌え絵。ただエロシーンで髪がちょっとうるさいか。
  • カットインCGも豊富。アメリの鉄拳制裁が4種もあるこだわりには吹いた。
  • あのダマシ絵みたいな手抜きキスCGはなんじゃ〜! 甘酸っぱいファーストキスシーンが台無し。 

音楽/ボイス

  • BGMは歌無しが29曲に、ボーカル曲がなんと8曲。うち4曲はヒロインの声優が歌っているため、歌唱力に難あるもファンにはビッグボーナス。
  • ボイスは主人公を除いてフルボイス。テレビアニメで聴いたような声も多く、不満無し。多嘉山理事? あの狭量な性格がにじみ出たボイスに萌えるんじゃね〜か!

システム

  • オーソドックスなADVで、機能的な不満はほぼ無い。通常のバックログから、ワンクリックで過去のシーンに飛べる機能は、2周目以降未読スキップを多用する本作では、スキップしすぎた時に重宝する。
  • 独特なSAVE&LOADは、便利なようでややこしい。システム画面のデザインも凝りすぎてわかりにくい。半透明デザインはカッコはいいが見づらいのが欠点。

ヒロインに萌えづらい萌えゲー

ヒロインよりも、脇役かつ敵役の三強の方が萌えるというのはいかがなものかと(笑)。

とりあえずキャラに萌えられればいいやと思ってたので、お話が面白かったのは嬉しい誤算だったのですが、逆にヒロインとの恋愛に萌えられず。みな理詰めで長々としたセリフをしゃべるので、特に美冬などは男と恋愛してる感じ。もっと単純に、「おまえが欲しいーーーー!」「あたしもよーー!」みたいなノリのヒロインが一人でもいれば違ったかも。説明ゼリフは半分以下にして、その分をわかりやすい萌えゼリフで埋めてくれたら良かったと思います。

 

 

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