楽園のルキア
(暫定)

とりあえず生徒会長の環と、メインで幼なじみの美琴をクリア。シナリオに期待せず、CGを含めたヒロインの可愛らしさを目当てに突撃するなら、悪くないかも知れません。

メーカー

修正ファイル

発売日

プレイ時間

やってみて度

ミュスカデ
-
2010年9月24日
初回約7時間
B

シナリオ

  • 長さは短め。初回はボリュームがあるが、基本は一本道で恋愛&Hシーンがヒロインごとに変わるだけ(環と美琴はそう)。
  • 学園で起きる吸血事件を、ヒロイン達と協力して解決していくストーリー。黒幕がなかなか明かされず先が気になるが、主人公達が最後まで後手に回り、解決しても爽快感や達成感は薄い。ちなみに燃えるバトルもほぼ無い。
  • ヒロイン達は絵の効果もあり、基本的にみな可愛い。美琴はヤキモチ、環はなかなか素直になれないところに萌える。
  • 主人公は思い込みが激しく、短気で、女は出会って早々から下の名前で呼び捨て(心の中で)。感情移入はちとキツイ。最後の最後で多少活躍するのが救いか。
  • おおまかなストーリーは悪くは無いが、ツッコミどころは満載。あなたの忍耐力が試される。
  • 誤字多し。ロマンチックに夜空を見上げながら「夏の第三角形は〜」には吹いたが、私のATOKも同じ誤変換をするのであった。
  • エロは各ヒロイン3〜4回ずつ。全て和姦。イくのが早めで淡泊。主人公はAV男優顔負けのテクニシャンなので、もうちょっとネチっこくても良かった。しかし絵の効果もあり抜ける。

CG

  • イベントCGは差分を除いて80枚前後。一部を除き、原画、塗りとも高値安定。黒タイツが素晴らしい。
  • 立ち絵はポーズ変化は無しで、表情だけ変わる省エネ仕様。それでも不満はなかったのは絵のクオリティの高さのなせるワザか。
  • 期待させといて美琴のメイド服姿が無いとか!無いとか!
  • 特典の冊子はフルカラーにして欲しかった。だって色が付いてないとキャラの見分けがつかな(以下略

音楽/ボイス

  • BGM鑑賞に登録されるのは16曲で、ボーカル曲は無し。質はなかなかだが、似たような暗めの曲が多く、バリエーションに乏しい。
  • ボイスは主要キャラフルボイス。ただし序盤のほんの一部でボイス無し(バグか?)。みなさん合ってたと思います。ミラはあの設定にしては大人っぽすぎたかな。
  • 私の環境では効果音が鳴らなかったので、戦闘の演出はしょぼかった。

システム

  • ADVとしての最低限の機能は揃っており、普通にプレイする分には問題無し。メッセージウィンドウのアイコンがちょっと分かりづらい。

絵はやっぱり重要です

正直いって、シナリオは期待値をかなり下回りましたけど、絵を含めたヒロインの魅力に押し切られました。やっぱりエロゲは、ヒロインが可愛くてなんぼ。その点では、屋上でのヒロインとの交流やエロシーンでの初々しさなど、絵の良さをスポイルしないシナリオではあったと思います。ただ人に勧められるかというとなかなか……。無理矢理でも陵辱BADENDを付けて、エロ重視にする手もあったんじゃないかと思います。って、単に私が陵辱H好きなだけですけど(笑)。
 

 

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