FORTUNE ARTERIAL |
途中かなりスキップしながらクリア。シナリオにはもうふた頑張りほどしてほしいですが、絵買い派でもそこそこ楽しめる仕上がりだったと思います。 |
メーカー |
修正ファイル |
発売日 |
プレイ時間 |
やってみて度 |
AUGUST |
- |
2008年1月25日 |
初回約8時間 |
A |
シナリオ
音楽/ボイス
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CG
システム
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不幸な事故により、図らずもオーガスト初挑戦となったワケですが、立ち絵が豊富でHCGがエロいなど絵は期待以上、音楽・システムはOKで、シナリオも最低レベルはクリア。絵買いの私でも、なんとか後悔せずにすみました(笑)。本編後のオマケシナリオでエロを充実させたり、使いやすいシステムを用意するなど、ユーザー指向のゲームだったと思います。
他の要素に比べシナリオはどうしても見劣りしますが、トータルではLeaf作品やダ・カーポシリーズ級の大作(お金かけてそう、という意味で)。このブランドの次回作は3年後ぐらいになってしまうかも知れませんし、べっかん絵に魂を惹かれる人はそろそろ突撃しても良いかも。
以下、シナリオへの文句です。
まず致命的なのが、私が望む「会話のキャッチボール」ができていないこと。相手への配慮が足りず好き勝手しゃべってる印象で、感情移入しづらいし萌えません。Trueのクライマックスにしても、あれでは説得じゃなくてケンカ売ってますよ。こういうのは体験版で分かるので通常は買わないのですが、今回は絵買いなので(笑)。あとは主人公の無駄なモノローグ。「痛切な中にも甘やかさのある表情に、なぜか女性らしさを感じた」とか、普通の男子生徒は可愛い女の子を目の前にして考えませんから。バッサリ無くすか、せめてもう少し平易な表現にするか。オレはこの時〜のかもしれない、のような思いだし型でもOK。
逆に良かったのは、TrueStoryで明かされたラスボス関連の設定が、思いの外シッカリしていたこと。私が人情話に弱いのもありますけど(笑)。素材は良いのに調理が悪い典型のようなシナリオでした。次回にチャレンジ。