さすがにこれであと4年は戦おうとしてるだけのことはある
小恋シナリオ終了時はやっちまった感に打ちひしがれましたが、プレイしているうちに多くのヒロインに萌えてくるから不思議。朝倉姉妹なんて先行版ではウザいだけだったんですが、他ヒロイン攻略時も頻繁に出てきてヤキモチやいたり親身に心配してくれたりするので、いつのまにか転んでる。脇役も含め、複数のヒロイン達をキチっと絡めた日常シーンを大量に投入して萌えさせる手腕は、さすがにこれからFD等でガンガン稼ごうという作品だけのことはあります。攻略してみてショボいストーリーにガックリ、となる可能性も大ですが、攻略する気になった時点で負けというか(いや勝ちか)。たぶん、全ヒロインをクリアする今年初めてのエロゲになると思います。それに実はこのゲーム、「友情ゲー」でもあるんですよね。私はこういうのには弱いです。
4年前の前作発売から現在までの実績を考慮すれば、本作も今後数年間さまざまなバージョンが出ることが予想されます。攻略不可の魅力的なキャラが数人いるし、二次元エンドもかくやという急転直下ハッピーエンドは、ファンディスクで補完するためにワザとやってるんじゃないかと勘繰りたくもなります。ただ現状でもそれなり以上のレベルに達していると思いますし、欲しいときが買い時、というか早めに買っといた方が、今後の商品展開にリアルタイムで一喜一憂できて面白いんじゃないかと。
そのアコギな商法さえもネタとして楽しめるという意味で、貴重な作品ではありますね。まさか自分が当事者になるとは夢にも思いませんでしたけど。
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