絶対地球防衛機 |
とりあえず異星人娘:リウをクリア。BGMやCGにおんぶに抱っこなところはありますが、終盤の燃え展開は意外にいけます。他のルートのお話も気になりますね。 |
メーカー |
対応OS |
修正ファイル |
発売日 |
プレイ日 |
プレイ時間 |
やってみて度 |
win98〜XP |
- |
2005年5月 |
2005年5月 |
初回約6時間 |
A |
・アニメのような一話完結の続き物。リウルートは全13話。
・前半コメディ、後半シリアス、終盤に燃え展開。二転三転するストーリーに引き込まれる。
・キャラ立ては、メインは言動に一貫性が無くイマイチ。むしろゲスト宇宙人に萌える。
・テキストレベルは体験版のまま低空飛行。コメディとシリアスの使い分けもなっちゃいない。
・恋愛要素はリウは希薄。主人公バカだし、幼なじみもいるので仕方ない気もするが。
・Hはリウは1回。気合入ってるが感動を誘うシーンなので、抜けない。ゲスト宇宙人も全員あるが、これも無理。萌えるけど。
・イベントCGは多くないが、デフォルメカットインCGがちょくちょく入り、あまり足りないとは感じない。
・質は原画、塗りとも良好。原画にここまで崩れが見られない作品も珍しい。サブゲンガーも違和感なし。
・夕陽射す主人公の部屋にたたずむリウのイベントCG(+BGM:affection)は最高。速攻で壁紙にしました。
・曲数は22曲、うちボーカルは2曲。あいかわらずのクオリティで、音質も良好。燃えシーンでも泣ける展開でもなんでもござれ。
・ボイスはエロシーンのある女性キャラのみパートボイス。フルにしろとは言わんが、ボイスがあるシーンはメイン以外にもあててくれ。
・ボイスの質はGood。ゲスト宇宙人はメインとの二役が多いが、うまく演じ分けている。これで主人公を含む男キャラにもあたってればなあ。
・信長の野望みたいな運営をしてカードを作成し、宇宙人とはカードバトルで勝負。
・慣れない序盤さえ乗り切れば、難易度は低い。運営パートが面倒な一方でカードバトルの戦略性は薄いなど、バランスがイマイチ。
・ADVパートはいつもどうり。一通りの機能は揃っている。
・ENDを迎えると、追加シナリオのパスワードが出る遊び心はいい。問題はその追加シナリオがいつ出るか、だが。
・バグは今のところ無し。
SEVEN
BRIDGEはスキップしたため、Angel Bullet以来のLiarSoftでしたが、こちらのラインにしてはお話が比較的まともです。攻略ヒロインがみな何がしかの秘密を持っている感じで、これを小出しにしつつ侵略宇宙人や防衛側の地球人の思惑を上手く絡めており、中盤以降はついつい引き込まれてしまいました。洗練されたとはとても言えませんが、個人的には期待度がかなり低かった分、評価が甘めになっています。BGM、CG、ボイス(の質)は申し分なかったですし、何よりゲスト宇宙人に萌えられたのが効きました。
LiarSoftの過去作でいうと、ラブ・ネゴシエイターに近いです。あれのテキストレベルを低くして、燃え展開を追加したイメージですね。
体験版を気に入った人はもちろん、私同様体験版のシナリオ読んで「なんだ、素人の習作か」とか思った辛口のあなたも、燃える展開が好きなら意外と楽しめるかも知れません。声高にオススメはしにくいですが。
最後にひとこと。マーズ星人の出番はもっと増やして欲しかった。昨日の敵は今日の友的展開は基本だと思うんですけどね。