大容量ファイルのダウンロード時に威力を発揮してくれるのが、このFlash Getです。これを使えば、今まで二の足を踏んでいた体験版などのビッグなファイルも、ダウンロードしてみようと思うかもしれません。
　インストールや設定、使い方も簡単なので、是非利用することをお勧めします。

　＜ Flash Get!の主な機能 ＞

・ダウンロードの高速化

　ファイルを自動分割してダウンロードすることにより、ダウンロード速度を200〜500％高速化させるそうです。
　この効果は実際に体感できると思います。私の環境では、56kモデムで２〜３MBのファイルが10分ぐらいで、15MB程度のファイルでも１時間もあればダウンロードできるようになりました。

・ダウンロードが途中で中断されても、その位置からダウンロードを再開できる

　レジュームとよばれる機能です。大きなファイルのダウンロードが途中で止まってしまっても、この機能があるためそれまでの時間を無駄にせずに再開できます。また、ネットサーフィンしている間のバックグラウンドで、数日間に分けて大容量ファイルをダウンロードする、といった使い方もできます。

・広告が表示される

　これがイヤだという人は、シェアウェア代金を払えば表示させなくすることもできます。

＜ Flash Getの入手 ＞

　Vectorからダウンロードできます（このページ）。トップページの検索で、FlashGetと入力してもOKです。
　容量は約1.3MBです。本家のFlash Getのサイトからもダウンロードできます。
　

＜ Flash Getのインストール ＞

　簡単に終わります。

1.　ダウンロードしたzipファイルを解凍する
2.　setupファイルをダブルクリックしてインストーラを起動させる
3.　nextを４回ほど押し、最後にfinishを押して終了

　さらに、オンラインヘルプを日本語化したい方は、上記Vectorで紹介されているページから日本語化ファイルをダウンロードしてください。こちらも単純にダブルクリックするだけでインストールできます。ただ、ヘルプが無くても簡単に使えます。

＜ Flash Getの使い方 ＞

　ダウンロードしようとすると勝手に起動してくれるので、そのままOKを押すだけです。
　ダウンロードしたファイルは、標準ではc:\downloadsフォルダに保存されます。

　ただインターネットエクスプローラでは、勝手に立ち上がってくれない場合があります。そういう場合は、ツール-オプション-モニターの、インターネットエクスプローラの方法1、2を切り替えてみてください。切り替え後は再起動してテストしてください。
　それでも駄目な場合は、以下の手順でダウンロードできます。

1.　「ここを左クリックすれば通常のダウンロードが始まる」っというところで右クリックし、メニューの「Flash Getでダウンロード」を選ぶ
2.　Flash Get!が起動するので、OKを押す

　設定は特に変更する必要はありません。
　ダウンロードの再開は、FlashGetにリストアップされている目的のファイルを選び、左上のプレイボタン（のようなもの）を押すだけです。

　同様な機能を持つダウンロードツールとしては、Regetも有名です。お好きな方を使ってみてはいかがでしょうか。